自動積み重ねクレーン(ASC)におけるガントリーレール中圧ケーブルの性能
プロジェクト概要
ターミナル: 厦門オーシャンゲートコンテナターミナル
ケーブル設置開始: 2021年7月8日
ケーブルモデル: RNEDAFLEX-FO 6/10 kV 3×25 + 2×25/2 + 18FO (9/125)
用途: ASCクレーン用ガントリーレール中圧ケーブル
リールメーカー: Conductix-Wampfler; ZPMC 寧波威龍
会社名: 河北華通
ケーススタディの説明
厦門オーシャンゲートコンテナターミナルは、中国初の完全自動化ターミナルとして認識されており、ZPMC製の自動積み込みクレーン(ASC)が2010年の初期導入以来、継続的に稼働しています。初期の数年間、これらのASCシステムはヨーロッパで製造された中電圧リールケーブルを使用していました。約10年の運用を経て、ターミナルは徐々に河北華通のガントリーリール中電圧ケーブルソリューションに移行しました。2021年以降、河北華通が供給するRNEDAFLEX-FO 6/10 kVシリーズが、最大270 m/minの速度で稼働するASCクレーンに設置されています。このケーブルは、卓越した安定性、フレックス疲労耐性、光ファイバーの信頼性を示し、自動積み込みクレーンが初めて稼働したときと同じ効率と精度で運用を続けることを保証します。この性能は、ターミナルの高密度、高スループットの自動ヤード運用に対する強力な技術的保証を提供します。
厦門オーシャンゲートコンテナターミナルについて
厦門オーシャンゲートコンテナターミナル株式会社は、2008年11月28日に設立され、厦門の海滄自由貿易区の保税港区西エリアの13〜17バースに位置しています。このターミナルは、COSCO SHIPPING Ports(厦門)株式会社が完全に所有しています。主な事業内容は、バースやコンテナヤードなどの港湾施設の投資、建設、運営です。ターミナルの提供内容は以下の通りです:- 総岸線長:1,806メートル- 土地面積:1,326,700 m²- バース:100,000トンのコンテナバース4基と多機能バース1基高度な自動化システムを備えた厦門オーシャンゲートは、中国で最も現代的で効率的なコンテナターミナルの1つとして、全国の自動化港湾運営のベンチマークとなっています。